新緑の里山を歩く
塩津登山口~びわくぼ峠~鞍掛山~かしやげ峠~塩津登山口(周回コース)
前回に引き続き再び鞍掛山にやって来た。自分の場合日帰り登山と言うと昔から奥三河方面が多いが理由は簡単で遠くの山域に足を延ばすのが面倒なだけだ。若い時は夜行日帰りやテント泊で深南部などを集中的に登ったがさすがに今はその気力も無い。只最近の奥三河に対する執着は異常で自分でも驚いている。取り敢えずもう少しやれば気が済むだろうと今は自分の心のままに行動している。
今回のコースは前回と一部の区間が重複しているが、主稜線だけではなくそこに上がるルートと麓の道路なども知りたかったのでこのコースを考えた。後で分かったことだがガイドブックにも全く同じコースが紹介されていた。実は30年以上前に東海自然歩道を集中的に歩いていて鞍掛山から岩古谷山までを縦走したことがある。その時公共交通機関ではなく車を使っていると思うが、車を何処に置いたのか何処を通って車に戻ったのかいくら考えても思い出せない。今回はそれを確認したい気持ちもあった。
このコースは登山口のすぐ手前に駐車場とトイレがあり車は3~4台は置けそうだ。ここは満車になることはないだろう。登山口は直ぐに分かり一登りで稜線のびわくぼ峠に出る。ここを右折して鞍掛山をめざす。案内板がありこの辺一帯はカタクリの群生地らしい。一ヶ月早く来ればよかったかもしれない。急坂を登ると山頂の東屋が見えてきて2週間ぶりにまたここに来た。ここからかしやげ峠までは前回と同じ道だ。そこからは小代をめざしなだらかな登山道を歩く。林道に出る手前は地形図と違っていたが迷うほどではない。
林道に出てからは塩津までひたすら舗装道路を歩くことになる。今歩いてきた山並みを眺めながら新緑の山里を歩く。塩津の手前では川遊びをする子供達がいて子守をする女性に声を掛けられた。この辺では登山者は珍しいのかも知れない。普段の日常生活とは違った世界に浸ることが出来て心癒される思いがした。
登山口手前の駐車場 付近の天満宮
登山口 びわくぼ峠
カタクリの群生地がある 山頂のあずまや
鞍掛山山頂 かしやげ峠 林道に出たところ
塩津登山口に向けて歩く
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