美しい棚田を基点に周回で歩く
千枚田駐車場～展望台～かしやげ峠～鞍掛山～仏坂峠～展望台～千枚田駐車場（周回コース）
鳳来寺山から宇連山へほぼ稜線を縦走するように設けられた東海自然歩道は仏坂峠から一旦下りかしやげ峠を経て再び稜線に上がる。仏坂峠から鞍掛山の稜線を避けているのは道が険しく自然歩道としては適さない為だろう。とは言えさほど危険箇所は無く道も比較的分かりやすいので、ちょっとワイルドな登山を楽しみたい人にはお勧めのコースだ。
今回はその両方を歩く周回コースを考えた。出発点は大代の千枚田の下にある観光用駐車場になる。そこから棚田の中を通って前回利用した展望台に上がる。あとは東海自然歩道の案内に従って鞍掛山を目指す。かしやげ峠から少し登ると見通しの良い広くなだらかな地形がしばらく続き気持ちが良い。
稜線に上がった所に東海自然歩道の案内板があり、今登って来たかしやげ峠方面に仏坂峠と書かれているので初めてここを通る人は戸惑うかもしれない。これは前述したように東海自然歩道は稜線を通らず迂回しているためで地図を確認すれば問題ない。鞍掛山の山頂は展望はないが静寂な森の中で心癒される。また隣の宇連山や岩古谷山に比べると登山者は少ない気がする。
ここからは仏坂峠に向けてそのまま稜線を進む。実は20年位前に一度歩いているが殆んど記憶はない。台形のような地形の一番端にある888ｍピーク（鞍掛山よりも標高が高い）からの下りは木に捕まらなければ転げ落ちそうな急坂だ。下りきると道は多少荒れているが迷うほどではない。771ｍピークへの急坂を登ると道は急に左折する。あとはアップダウンを繰り返しながら下っていく。やはりこの区間がこのコースの核心部になるようだ。仏坂峠からは前回と同様車道に降りあとは展望台に向けて次の登山のことを考えながら歩いた。
棚田の駐車場、正面に鞍掛山が見える
展望台は桜が満開
登山道の交差点、かしやげ峠
鞍掛山山頂 山頂のあずまや
馬桶岩 仏坂峠に着いた
仏坂トンネルから車道を歩いて展望台に戻る
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