遠州側から塩の道を通り南信州の山に登る
職場の後輩T君を誘って熊伏山に登ることになった。T君にとっては初めての登山だ。コースは静岡県側の登山口から県境の尾根を歩き長野県の山頂を目指す。当時車は何処に置いたか定かでないが、駐車場所から青崩峠まではそれ程遠く無かったと思う。青崩峠からは右側に大崩壊地を見ながら急な登山道を登る。但し標高差は600m程なのでそんなにきつい登山では無かった。山頂の展望は良い。信州側の谷や南アルプス、遠州の山々が望めた。下山は別ルートも有るがこの時は同じ道を戻ったと思う。
注ーこの近くにある兵越峠では毎年、静岡県浜松市と長野県飯田市の間で国盗り綱引き合戦が行われる。当時の武田と織田徳川連合軍の兵達もこんなに平和で友好的な時代が来ることを想像できただろうか。