北遠の静寂な山、22年ぶりに登る
この山に登るのは今回で3回目となる。まだ山を始めたばかりの1984年と1985年に登っているので既に20年以上経っている。当時自分の所属するサークルに登った記録が無いので、ガイドブックを丸暗記し地図を片手に登った。だから自分にとってはかなり思い入れの深い山でもある。
今回は妻と二人で登った。林道ゲート手前の空き地に車を置きしばらく歩くと登山口に着く。このまま林道を歩き藤原家経由で行く方法もあるが登山道を登った方が早い。尾根を直登する形で急登を登ると先ほどの林道と合流する。この付近に山の神の祠がある。以前はここで林道が終わっていて、そのまま尾根を直登したが今回は林道を行けるところまで歩くことにした。試しに昔の尾根道に入ってみたがかなり荒れていて歩ける状態ではなかった。林道終点から登山道に入ると笹が刈られていて歩きやすい。(昔は笹の藪漕ぎで体力を費やした。まさに笹の海を泳ぐという感じだった。)山頂も昔は笹に囲まれ展望もなかったが、今回は笹も枯れて明るく見通しも良くなっていた。山も時代と共に変化するものだ。今この記事を書いているのは2022年だから1回目の登山からは既に30年以上たっている。
高塚山 竜馬ヶ岳(左)岩岳山(右)
京丸山が見える
京丸山山頂