マッターホルンの麓の村ツェルマットを拠点に行動する
1日目 チューリッヒ~ベルン~ツェルマット
2日目 ツェルマット~クラインマッターホルン~ツェルマット
3日目 ツェルマット~ゴルナーグラード
4日目 ゴルナーグラード~ツェルマット
5日目 ツェルマット~スネガ~ツェルマット
6日目 ツェルマット~ベルン~チューリッヒ
新婚旅行は何処へ行こうかと考えていた時、偶然テレビでツェルマットの特集をやっていて、やはり山好きの二人が行くとしたらこう言う山岳地域しかないだろうと思いここに決めた。だが旅行会社の既存のプランの中にはスイスだけというのは無いため、自分でプランを組みホテルと飛行機だけは旅行会社で手配して貰った。また慌ただしく移動するよりも一ヶ所でゆっくり楽しもうとツェルマットを拠点に行動することにした。ツェルマットはマッターホルンの麓のある標高1600m程の観光地で、そこからロープウェイや登山鉄道などで周囲の展望スポットに上がることが出来る。日本で言えば上高地がイメージ的に似ているだろう。
自分達は3ヶ所を巡った。最初はロープウェイでクラインマッターホルンに登った。ここは標高3800m程あり富士山より高い。マッターホルンを違う角度から見る為、我々が知っているそれとは形が違って見える。2つ目は登山鉄道でゴルナーグラードへ、ここは終点のゴルナーグラード駅の横にホテルがあり我々も泊まった。展望台から見るマッターホルンとホテルの景色はカレンダー等でも目にする程有名だ。3つ目はケーブルカーでスネガへ、ここからはツェルマットに向けてハイキングを楽しんだ。コースは整備され迷うことはない。ハイジが居そうなのどかな風景の中をなだらかに下っていく。ここから見るマッターホルンの形が一番馴染み深いかもしれない。紅葉の素晴らしい時期だったが殆ど人に会わなかった。
最後の日はツェルマットに雪が降った。この雪が名残り惜しい気持ちを振り払うきっかけになった。この日は鉄道でチューリッヒに移動してそこのホテルに宿泊した。山から街に戻ると現実に引き戻された様な気分になる。これは日本にいる時も同じだ。
翌日は飛行機で20時間かけて日本に戻った。自分の住む街に着き駅のレストランで食事をしたら米のご飯が懐かしく感じた。
ツェルマットの夜明け、マッターホルンの先端に陽が差す
ツェルマットの展望スポット(左)と街並み(右)
ゴルナーグラードのホテル(左)と駅(中)
スネガからツェルマットに向けて歩く