茶畑に囲まれた長閑な里山
コロナ禍でご近所登山が推奨される中、偶然にも粟ヶ岳に立て続けに足を運ぶことになった。実はこれまでまともに粟ヶ岳に登ったのは一回だけで30年位前に東山から登っている。あとは車で数回登った程度だ。今回粟ヶ岳について色々と調べたら昔とは随分雰囲気が変わっているようだ。
山頂に続く車道は道幅が狭く昔はすれ違いで大渋滞が起きたが、自分が言ったときは時間で区切って上りと下りを分けていた。(休日だけかもしれないが。)
この山はバイクや自転車で来ている人も多い。また山頂にはお洒落なカフェも出来てその上は展望所になっている。天気が良ければ富士山、南アルプスも見える。
東山コース
このコースはいつ来ても人が多く、なかには自分たちが登り始める頃もう既に降りてくる人もいる。これは地元の人が毎朝のウォーキングで登っている様だ。登山口には東山いっぷく処がありトイレも使える。駐車場はその周辺に何ヶ所かある。コースの前半は日当たりの良い茶畑の中を登る。山頂までの標高差はわずか380m位だが傾斜が急でアップダウンが無い為意外と疲れる。これを毎日続けたらいい訓練になるだろう。
このコースだけでは物足りない人は倉真コースの松葉の滝まで足を延ばしても良い。その代わり帰りの登り返しはきつい。
東山いっぷく処の看板 この山はカモシカが多い 無間の井戸
山頂は展望はない その年の干支を藁で作っている
山頂にあるカフェ屋上からの展望
対岸のビューポイントから茶の文字が見える
倉真コース
このコースは静かな山歩きが楽しめ周囲の景観もより一層里山らしさを感じる。周回コースで歩けるがどちらから回っても楽しい。只倉真の駐車場から松葉の滝入口までは車道を歩くので車には注意してほしい。コース上の松葉の滝は水量も豊富で圧倒される。また滝を上から見ることもできる。倉真の駐車場周辺は桜や花桃の木が多く最盛期には見事な景観を創り出す。
今回粟ヶ岳について調べて初めてこのコースを知り2月と4月の二度に渡って歩いてみた。当初は東山コース一回で終わるつもりが結局4回も足を運ぶことになった。たとえ里山でも新しいコースを知ると歩いてみたくなる。まだ好奇心は衰えてないようだ。
松葉の滝入口、この先道幅狭い
松葉の滝
滝を上から見れる
山頂にあるカフェとメニュー
山頂にある阿波々神社 林道の交わる榎辻