1992年1月　金峰山2595ｍ（奥秩父）

奥秩父で一番展望のいい山、ご来光を見に登る

1日目　瑞牆山荘～富士見平～大日小屋～金峰山小屋

2日目　金峰山小屋～金峰山～金峰山小屋～大日小屋～富士見平～瑞牆山荘

　正月は小屋泊まりでご来光を見たいと思いまだ行ったことのない金峰山にした。混雑を避けるため元旦を過ぎてからにした。たぶん例年そうしている。たしか昨年の正月は山に行ってなかった。メンバーは会員のＹ,Mと自分の３人だ。妻が昨年妊娠したのでそれ以降は一緒に山に登ってない。来月出産予定だ。自分だけ山に行くのも気が引けるが、当時自分がサークルの代表を務めていたことと、他に登山計画を出すメンバーが少ないこともあり、なるべく自分が率先して山に行くようにしていた。妻もそれは理解してくれていたと思う。

　さてコースの方は富士見平小屋までは以前登った事のある瑞牆山と同じだ。その先のコースの状況は殆ど覚えてない。初日は山頂には立たず直接山小屋に入ったと思う。こじんまりとした小屋で他にも宿泊者は居たが充分寝るスペースは有ったと思う。小屋に寝具は有ったかどうか覚えてないが、この頃はいつもシュラフ持参で登っていた。

　翌日は山頂でご来光を見るため暗いうちに出発した。また小屋に戻るのでカメラだけ持って登った。小屋から山頂までは20分程だが、気温は氷点下で身体も目覚めてないのでかなりきつく感じられた。山頂に着くと風も強くあまり長居はできないので、ご来光を見て暫く景色を楽しんだあと小屋に戻った。下山は来た道を戻り帰路に着いた。

　この頃自分はジムニー1300に乗っていたが４人乗ると荷物を置くスペースが無いので３人で良かった。いつも元気な女性会員のＹだが今回は女性が一人だけなので少し元気がなかった。山の食料が大夫残ったので途中の富士川沿いの公園でお湯を沸かし昼食にした。あとは家に帰るだけだ。出産まであと１ヵ月、妻のお腹もはちきれそうだ。