スーさんの山ある記

自身の山歩き人生を顧みる

1989年9月 南八ヶ岳(美濃戸口~硫黄岳2760m~赤岳2899m)

自身にとっては2度目の南八ヶ岳をグループで登る

1日目 美濃戸口~赤岳鉱泉~硫黄岳~横岳~赤岳展望荘

2日目 赤岳展望荘~赤岳~行者小屋~美濃戸口

 久々に大勢で登山することになった。メンバーはサークル仲間の(Y,M,O,I,H,)と会員の友達の(S,I)それと自分の8名だ。確かYが計画した。自分も去年このコースを一人で歩いているが、今回メンバーも多く面白そうなので参加した。去年とは逆回りのコースだ。初心者も何人かいたが、八ヶ岳はコース上の山小屋の数が多くエスケープルートもあるので、状況に応じて臨機応変にコース変更できるので安心だ。

 結果的には全て計画通りに行動できたが、人数が多いのでかなり賑やかな登山だったと思う。横岳の岩場では山慣れしていない人も多く通過に時間が掛かった。宿泊は赤岳展望荘に泊まったが、着いた時間が遅かったので食事は2回目となり大夫遅くなった。(当時は山小屋は予約なしで泊っていたが、山小屋側も来た人は全て受け入れるので混んでいる時は廊下に寝る時もあった。その為いつもシュラフを持参していた。)翌日は小屋の前でご来光を見てから赤岳山頂に登った。写真でも分かる様に天気も良く、初めて山に登った人は感動的な良い経験が出来ただろう。赤岳からの文三郎尾根の下りはかなりの急坂をロープを頼りに下るので緊張した。(Iさんは怖がって泣いていた。)行者小屋まで下りれば後はなだらかで、余韻に浸りながら美濃戸口までひたすら歩いた。

 今回の登山は今まで以上に格別に楽しく感じられ、自身の抱えていたある問題で気持ちの整理ができ、今後の人生への良い転機になった。

f:id:yabukogitaro:20210822170950p:plain

f:id:yabukogitaro:20210822172652j:plain
f:id:yabukogitaro:20210822172635j:plain
硫黄岳山頂
f:id:yabukogitaro:20210822172835j:plain
f:id:yabukogitaro:20210822172821j:plain
硫黄岳山頂
f:id:yabukogitaro:20210822172918j:plain
f:id:yabukogitaro:20210822172937j:plain
横岳山頂(左)赤岳(右)
f:id:yabukogitaro:20210822173158j:plain
f:id:yabukogitaro:20210822173223j:plain
赤岳(左)
f:id:yabukogitaro:20210822173332j:plain
f:id:yabukogitaro:20210822173346j:plain
富士山遠望(左)
f:id:yabukogitaro:20210822173658j:plain
f:id:yabukogitaro:20210822173714j:plain
赤岳(左)富士山遠望(右)
f:id:yabukogitaro:20210822173908j:plain
f:id:yabukogitaro:20210822173921j:plain
赤岳山頂(左)赤岳から見た横岳(右)