思い出深い東海自然歩道コースを歩く
段戸湖駐車場~峠(出来山から続く尾根)~富士見峠~寧比曾岳山頂(ピストン)
東海自然歩道は東京の高尾から大阪の箕面を結ぶ総距離約1700kmの自然歩道で、途中幾つかの峠越えや尾根の縦走などがあり変化にとんだ楽しいコースだ。国民が自然に親しむ場として1969年に当時の厚生省の施策でコース整備が始まり1973年に完成した。
寧比曾岳の山頂は本コースと恵那コースの分岐点(三差路)になっている。つまり寧比曾岳のみ目指すのであれば三方向からの登路があることになる。
自分も山を始めたばかりの頃、愛知県の岩古谷山から静岡県の富士川までを歩いて繋げた。その記憶があるため東海自然歩道のどのコースも自分にとっては思い出深いものがある。当時は区間毎に公共交通機関を使い全て日帰りで行っていた。
今回は移動時間を短縮するため車を使うが、その代わり往復することになる。段戸湖の湖畔に広い駐車場がありここからスタートする。しばらくは整備された林道を歩く。このコースは高低差が少なく登山道に入ってからもなだらかなトラバース道が続く。出来山から続く尾根に出ると一気に登るがすぐに富士見峠に着く。ここから僅かに下って登り返せば山頂に着く。
ここからの景色は懐かしい。多分ここに来るのは4回目だと思う。北側は開けて相変わらず展望は良いが、それ以外は少しずつ木が伸びて視界が遮られている様だ。山頂では誰にも会わずに静かな登山となった。
ところで近年東海自然歩道も部分的には登山者も多いが、場所によっては下草が生い茂り案内板やトイレも朽ち果てているところがある。交通の便の悪さから東海自然歩道自体を目的に歩いている人は少ない気がする。
スタート地点の段戸湖
段戸湖の駐車場
林道と東海自然歩道との分岐
出来山から続く稜線 コースの曲がり角の富士見峠
展望の良い寧比曾岳山頂
山頂にある東屋
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-4939276438118116"
crossorigin="anonymous"></script>
<!-- 登山用品 -->
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-4939276438118116"
data-ad-slot="3214169312"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>