鳳来寺山の裏ルートを歩く1
道路終点の駐車スペース~登山口~利修仙人護摩所~山頂~玖老勢峠~林道終点~林道入口~駐車スペース
前述したように、この頃から奥三河のまだ歩いていないルートを徹底的に調べたくなり頻繁に足を運ぶようになった。この山も殆んどの登山者は門谷から表参道の石段コース又はパークウェイの駐車場から登っている。自分は過去に三河大野から東海自然歩道のコースを登り仏坂峠まで縦走したことがある。今回その主稜線に上がる各ルートを調べたくなった。
地形図を見ると西側の玖老勢から鳳来寺の山頂付近と玖老勢峠にそれぞれ破線が延びている。今回その両方を確認するために周回コースで歩くことにした。他に資料や情報は無かったが地形図を頼りに行ってみた。
登山口付近には特に駐車場らしきものは無いが墓地の手前に空きスペースがあり2~3台は置ける。登山口も近くすぐに分かった。最初はなだらかな道が続くが突然目の前に巨大な石像が現れるので驚く。鳳来寺を開山した利修仙人が修行したとされる場所だ。ここからはロープの張られた急坂を登って尾根に上がる。随所に案内板が設置されているが、玖老勢から利修仙人護摩所、高徳不動を経て鳳来寺参道に続いている様だ。(この時点では高徳不動とは何なのかよく分かっていなかった。)
しばらくは尾根に沿って歩くが、途中巨岩を這い上がる所があり鎖やペンキの印もないので逆コースで始めてきたら戸惑うだろう。ここが今回のコースで一番注意すべき場所だ。あとはひたすら登り主稜線の瑠璃岩のすぐ近くに飛び出す。特に看板も何もない所だ。いきなり茂みの中から出てくるので人が見ていたら驚くに違いない。瑠璃岩に登って展望を楽しんでから山頂まで行って昼食にした。これで前半は終了。
後半は先程の分岐点まで戻りクロ岩、犬戻りを経て玖老勢峠まで下る。この区間は展望の良い尾根歩きが続く。30年以上前に一度歩いているが殆んど記憶はない。ここからは玖老勢に向け一気に滑りやすい急坂を降りていく。今までの見通しの良い尾根から谷底に降りていくので登山道の雰囲気は変わる。傾斜も緩やかになり沢の音に癒されながら歩くと登山道も終わり林道に出る。
ここまで来ると少しほっとする。あとは余韻に浸りながら林道を歩いた。途中赤い鳥居があり弁財天が祀られていたので今年一年間の登山の無事を感謝し合掌した。
道路の終点、墓の手前に車置ける
登山口
随所に案内板がある 鳳来寺を開山した利修仙人が修行したとされる場所
正面の巨岩を這い上がる 巨岩の上から見る
巨岩の下を通過する 主稜線に出た所
瑠璃岩からの展望
鳳来寺山の山頂 瑠璃山から北側の展望
瑠璃山北側の長い鉄階段
クロ岩 玖老瀬峠 記念碑がある
登山道から林道に出た所 弁財天が祀られている
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