秋葉山と並ぶ信仰の山
この山は春野町と森町の堺にあり標高もほぼ同じ秋葉山と比較されることが多い。麓の人達からは「西の秋葉山、東の春埜山」などと呼ばれる信仰の山だ。山頂は東海自然歩道が通っているので道は整備されて歩きやすい。自身も山を始めたばかりの頃、東海自然歩道を全部歩いて繫げようと春野町の犬居から川根の家山まで歩いたことがある。その時はひたすら歩くことに精一杯でじっくり楽しむことは無かった。
今回は南側の県道63号線沿いのやまめの里から登った。コースは殆ど尾根を直登する形で標高差も500ｍに満たないのでひと登りで山頂に着く。山頂からは少し進むと舗装道路に出て大光寺まではそこを歩く。大光寺手前の広場にはベンチがあり何種類かのツツジの仲間が満開で目を楽しませてくれる。また北側の新南部の山々の展望も良い。とりあえず大光寺を参拝し春埜杉を見学してから先程の広場に戻り昼食にした。このあと鳥居沢山、平松峠経由の周回コースも考えたが今回はのんびりしたかったのでそのまま来た道を下山した。麓のやまめの里は何組かの家族連れで賑わっていた。
登山口付近にあるやまめの里
野生のカモシカが現れた
春埜山登山口 春埜山山頂 山頂附近は舗装道路が通っている
東海自然歩道の案内板
ツツジが見頃
北側の展望が良い
樹齢千三百年の春埜杉 春埜山大光寺
やまめの里に戻った
