コロナ禍の夏山
前述したようにこの年はコロナの影響で多くの山小屋が休業することになった。中には営業を続けていた山小屋もあったが、自分としては山には登るが山小屋には泊まらず日帰りで登れる山を選んだ。只遠出はするので一般の宿泊施設には泊まるが、感染対策をしっかりして自覚ある行動をすることに徹した。
せっかく信州まで足を延ばすので山を一座だけではもったいないと思い、比較的距離の近いこの二つの山を選んだ。妻はまだどちらも登った事が無いのでちょうどいい。
1日目 三城いこいの広場駐車場~百曲がりコース登山口~広小場~稜線分岐~烏帽子岩~王ヶ頭~ダテ河原コース登山口~三城いこいの広場駐車場
美ヶ原は山と言うよりも広大な台地と言う方がふさわしい。一番標高の高い地点が王ヶ頭と呼ばれていてすぐ横には王ヶ頭ホテルが建っている。近くまで車で来れるため一般の観光客も多い。位置的にも恵まれていて中部地方の有名な山を望む展望台の様な役割を果たしている。
稜線が近づく
百曲がりコースとの分岐点
遠くに王ヶ頭ホテルが見える
最高地点の王ヶ頭
広大な牧場が広がる 王ヶ頭ホテル
2日目 すずらん峠園地駐車場~登山口~蓼科山頂ヒュッテ~蓼科山山頂(ピストン)
この山は遠くから見ると富士山を思わせる様な円錐形の美しい山容をしている。実際に登ってみると山頂部は思った以上に平らで広く大きな岩がゴロゴロしていて荒々しい感じがする。歩くのも大変でよそ見はできない。只展望は素晴らしく美ヶ原同様360度の大パノラマが期待できる。また山頂に山小屋があるのも有り難い。
気持ちの良い樹林帯の登り 岩のゴロゴロした急坂
蓼科山山頂
山頂は岩がゴロゴロして歩きづらい
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