スーさんの山ある記

自身の山歩き人生を顧みる

2013年10月 天狗岳2645m(八ヶ岳)

麓は紅葉、上は大パノラマ、周回コースで秋山を楽しむ

唐沢鉱泉~黒百合ヒュッテ~東天狗岳~西天狗岳~唐沢鉱泉

 この時代は子供達も成人して妻と二人で山に行くことが多かった。只もう一つの趣味で50歳からマラソンを始めており休日はその練習に費やしていた。それでも本業の山も行かねばならないと思い月1回を目標に山に行くことにしていた。

 今回の天狗岳も過去に数回登っていたが週末を利用し1泊2日で行けるのでここを選んだ。八ヶ岳は他の山域に比べ山小屋とルートの数が圧倒的に多く自分の都合に合わせて自由にコースが組めるのが有り難い。今回は西側の唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテ経由で山頂を目指し西尾根を使って下山する周回コースにした。標高差も800m程度で日帰り登山にはちょうどいい。

 前日の夜自宅を出発し中央道諏訪湖SAで仮眠した。ここなら食事とトイレに困らない。他にも車で寝ている人は大勢いた。やはり同じことを考える人は多いようだ。翌朝早く出発して登山口の唐沢鉱泉に着くと既に駐車場には多くの車が止まっていた。登山口付近は紅葉が最盛期で気温はかなり低い。登山口の宿に今夜泊まる事を伝えてから出発した。最初はうす暗い樹林帯の中をなだらかな登りが続く。黒百合ヒュッテに着くと小屋前の広場は多くの登山者で賑わっていた。ここで暫く休憩した。ここからは一気に視界が開け大パノラマを楽しみながらの登山となる。東天狗岳の山頂は人が多くて写真を撮るのに苦労した。そこから西天狗岳を経由して西尾根を下山したがこちらのコースは人が少なかった。多分東天狗からピストンで戻る人が多いのだろう。ところで宿に着いたら急に頭痛と吐き気がしたので少し休むことにした。高山病と夜行の疲れが重なったのだろうか。残念なことに夕食もあまり食べられなかった。

 翌日は体調も回復し諏訪湖諏訪大社などを観光してから帰った。今まではゆっくり観光することも無かったような気がする。 

              登山口の唐沢鉱泉   登山者で賑わう黒百合ヒュッテ

              黒百合ヒュッテを見下ろす

 東天狗岳と西天狗岳                   中央は蓼科山

 北アルプス方面の展望

 南八ヶ岳方面の展望

   東天狗岳山頂

   西天狗岳山頂