スーさんの山ある記

自身の山歩き人生を顧みる

2021年7月 日向大谷~両神山1723m

コロナ禍の夏山1

日向大谷口~会所~八海山~清滝小屋~両神神社~山頂(ピストン)

 コロナ禍に入り二度目の夏山シーズンがやって来た。本来ならば山小屋を利用して3000m級の稜線を歩きたいところだが、昨年から山小屋泊りは自粛して日帰りで登れる山を選んでいる。山小屋の方も一生懸命に感染対策をして大変な思いをしながら経営しているのはよく分かるが、とりあえずもう一年位は様子を見たいと思っている。

 この山を選んだのはテレビの山番組で観たのがきっかけだが最近はそういうパターンが多い。コースについては最初岩場の多い八丁尾根のコースを考えたが登山口までの林道の道路状況が心配だったこともあり、最も登山者が多い日向大谷からのコースにした。やはり最初はメインのコースから登るのが無難かもしれない。このコースは標高差で1100m位、道ははっきりしているし途中に避難小屋があるのがなにより心強い。

 自宅からは遠方ということもあり登山の前後は移動日にあて近くの国民宿舎に連泊することにした。登山中は何人かの登山者に会ったが中には車中泊をしながら全国の百名山に登っているという若者もいた。そう言えばここも百名山だった。自分も百名山何座めだろう。確かもうすぐ五十くらいだと思うが。今回は夏に登ったが秋の紅葉シーズンはもっと多くの登山者が押し寄せる事だろう。

 それと当時登っている時は気にもしなかったがコースの途中に八海山という地名があり石像が立っている。実はこの2年後に新潟県の八海山に登った時同じような石像が立っていた。今この時点になって両者の関係に興味が湧いてきた。 

        出典:昭文社山と高原地図    日向大谷口の駐車場

                             登山口にある両神山

                             沢の分岐点になる会所

           八海山の石像   水場のある弘法の井戸

清滝小屋は避難小屋として使える

          山頂手前の両神神社

      山頂直下の岩場            岩の多い両神山山頂

                     山頂からの展望