スーさんの山ある記

自身の山歩き人生を顧みる

1989年5月 編笠山2523m

八ヶ岳最南端の山

1日目 観音平~押手川~編笠山山頂~青年小屋

2日目 青年小屋~押手川~観音平

 同級生のHと山に登ることになった。今までにも登場してくるKやSと同じ仲間だがHは山は初めてだ。装備を持ってないので靴とリュックはSから借りてきた。夜出発して夜中に観音平に着きテントを張った。翌朝起きるとこれから登る山が白く見えた。それを見たHが後で私に騙されたと言った。どうやらHは手軽なハイキングをイメージしていたらしい。私の説明不足か、Hの早合点か。出発して押手川付近から雪が多くなってきた。雪道の下りでは志村けんの変なおじさんを真似して踵から着くように言ったらHがコケた。初日に山頂に立ったが雲に覆われ展望は無かった。小屋に着くと宿泊客は自分たちの他に若い男の子(名前が分からないからA君にしよう)が一人いた。夜は小屋の管理人のTさんも含めて4人で盛り上がった。(Tさんが怖い話をした後、自分達がトイレに行ったら、Tさんが暗闇に隠れていて脅かされた。Tさんの大人げない行動が面白い。)

 翌日はA君も含め3人で下山し、A君を近くの駅まで送った。その後はHと2人で戻り地元の日帰り温泉で打ち上げをした。この時Hは結婚していて子供も居たが、外泊を許してくれたHの奥さんに感謝しよう。

 山も混雑の最盛期を少しずらして登ると、山の良さも分かるし楽しい出会いも多い。 

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分岐点のある押手川
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押手川付近から雪が有った
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編笠山山頂
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