北遠の奥深い山
昨年秋に途中で断念した不動岳を今度こそ攻略してやろうと、サークル仲間で藪山好きのSさんを誘って再び戻ってきた。登山口から鎌崩の頭までは順調だがそれでもきつい。ここから不動岳方面への降り口が笹に覆われ分かりづらい。尾根が幅広く特に道は無いが、不動岳を見ながら笹をかき分け進む。もしガスに覆われたら迷いやすいだろう。不動岳はなだらかな山容で展望も良い。しかしここまで来るのに長い。登山口から5時間位掛かった。当時戸中山林道のゲートがいつも開いていて毎回車で入っていた。もしゲートから歩けば日帰りは無理でテント泊になるだろう。
注ーゲートに関しては苦い思い出がある。1984年初めて京丸山に登った際、朝開いていたゲートが帰りに閉まっていた。偶然会った漁師の人が鍵を持っていて助かった。