スーさんの山ある記

自身の山歩き人生を顧みる

2022年10月 猿投山628m

愛知の高尾山とも呼ばれる人気の山

第一駐車場~登山口(御門杉)~大岩展望台~東の宮~猿投山山頂~東の宮~大岩展望台~武田道分岐~林道出会い~登りルートに合流~第一駐車場

 今まで40年近く山を続けてきて猿投山には一度も登った事がなかった。以前から猿投山の存在は知っていたが余り気にはせず、東部の奥三河方面にばかり足を運んでいた。たまに遠出をするときには東海環状道を使い猿投山のすぐ横を通過していた。

 ところが偶然何かの情報で愛知県では最も登山者が多く愛知の高尾山と呼ばれているという事を知り急に興味が湧いてきた。そこでせっかくなら前の職場の山仲間を誘っていこうと計画したがなかなか休みが合わず、その前に妻と行くことになった。

 事前に地図を見てあれこれとコースを考えたが最初は一番メインの豊田市側からのコースにした。この山もコースが多く数回登った位では把握出来そうもない。

 登山当日は平日の8時頃第一駐車場に着いたが最後の一台がかろうじて空いていた。ここから登山口までの沢沿いの道は気持ちが良い。この道路脇にも何台も置けそうな駐車スペースがある。登山口付近で猿投山であそぼう会の人が詳しい地図をくれた。これは便利だ。やはりどこの山にもその山を愛する人はいる。

 途中の東屋で少し早いが休憩にした。何だかよく分からないが可愛い生き物の置物があったのでカメラに収めた。ここから少し登ると大岩展望台がありまた休憩することになった。このコースではここが一番展望が良い。やはり初めての山は新鮮味があっていい。東の宮の少し手前で登山道の脇に枯葉で作った作品があった。これを作った人はセンスがいい。

 山頂は予想通り多くの登山者で溢れかえっていた。展望が北側だけと言うのが少し残念な気はする。自分達がいる間にも頻繁に人が入れ替わっていた。誰が持ってきたのか山頂の木の幹に猿の縫いぐるみが捕まっている。東屋の置物といい枯葉の作品といいこの山に愛着を持っている人が多いのかもしれない。

 下山途中でも多くの登山者とすれ違った。この山はコースが多く途中幾つかの見どころもあり飽きることはない。贅沢を言えば山頂の展望がもう少し良ければと言う気もする。登山者が多いのは名古屋市から近い為かもしれない。いずれにせよこの山が人気の理由が分かった気がする。

                出典:猿投山であそぼう会作成の地図

登山者用第一駐車場  トロミル水車      お倉岩       登山口

     登山口近くの御門杉          東屋

 東屋にある置物       大岩展望台はこのコースで一番展望が良い

                        枯葉で作られた作品

                       東の宮

  カエル岩                猿投山山頂

山頂は北側の展望が良い

              下山後は猿投神社を参拝