雨の中でテント泊
ここ数年は家族旅行と言えばキャンプばかりでまともな宿に泊まったことが無い。据え膳で食事ができるホテルや旅館よりも子供達は絶対にこの方が楽しいだろう。と親は勝手に考えている。ただ最近はやりのオートキャンプは余り好きではない。設備が整い過ぎている。車が横付けでコンセントまである。キャンプは日常と違う不自由さを楽しむのがいいのだ。その点ここはいい昔ながらのキャンプの原点と言う感じがする。夕食の時次男が「今日はうちに帰らないの？」と聞いたのを覚えている。この時はここに２泊した。２日目は井川まで足を延ばして温泉に入り湖畔のキャンプ場で昼食にした。２日目の夜は激しい雷雨に見舞われた。翌日、帰る時道路に土砂が流れ落ちていた。四駆を過信して乗越えようとしたら動けなくなり途方に暮れていたところ、偶然下から重機が登って来てワイヤーで引っ張っくれた。自分はいつもこういうタイミングで助けられる。何か目に見えない力に守られている気がする。有難いことだ。
