スーさんの山ある記

自身の山歩き人生を顧みる

2007年5月 平山明神山970m

三河の3座を周回する

 この山も今まで比較的多く登っているが、多分この時が一番最初だと思う。登りたいと思ったきっかけは1985年11月に東海自然歩道(鞍掛山~岩古谷山)を歩いた時、岩古谷山の山頂から見た平山明神山の姿が目に焼き付いて離れなかった。山全体が岩の塊のような迫力ある姿に圧倒された。それ以来この山のことが気になっていたが、ガイドブックにも載っておらず、またインターネットもない時代だったので調べようもなくそのまま時が過ぎた。その十数年後に偶然手にした「三遠信の山歩き」という本に詳しく紹介されていたので再び心に火が付いた。

 平山明神山のみ単独で登るのなら大神田登山口からのコースが有るが、今回は鹿島山と大鈴山を合わせて3座を巡る周回ルートにした。時間が有れば岩古谷山にも登りたいと思い右回りで鹿島山から登った。鹿島山は展望は無いが大鈴山は南側の展望が良かった。大鈴山からはかなりの激下りとなる。堤石峠への分岐を過ぎ岩のやせ尾根を通過して平山明神山の山頂に着いた。山頂は展望は無いが西の覗きは大鈴山方面の展望が良い。東の覗きは足元が絶壁で足がすくむ。このあと先ほどの分岐まで戻り堤石峠に向った。ここからが今回の核心部で気を引き締めて臨んだが、思った以上に赤テープがあり何とか迷わずに歩けた。但しこの区間は激しいアップダウンや鎖、ロープ等が有りかなりワイルドなコースだと言える。特に堤石峠への最後の下りは急斜面の岩場をロープを頼りに下るが横は切れ落ちていて手を離せば命は無い。どうやらこのコースは逆回りの方がよさそうだ。堤石峠に着いた時はほっとして急に疲れが出た。岩古谷山は次回にした。この頃から日帰り登山は奥三河の山域によく行くようになった。

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鹿島山の山頂は展望が無い               大鈴山山頂

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                           宇連山方面の展望

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三ツ瀬明神山が見える

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              平山明神山山頂