正月登山で冬山入門コースへ
1日目 西穂高口駅~西穂山荘
2日目 西穂山荘~丸山~西穂独標~丸山~西穂山荘~西穂高口駅
昨年の正月は燕岳に登ったが、今年は独標までなら自分も行けるだろうと計画を出したらYが乗ってきたので一緒に行くことになった。もう一つの理由は婚約者のM(昨年末に千畳敷でプロポーズした。)が年末年始に新平湯温泉の旅館でバイトをしているので下山後に泊まって乗せてくればいいと思ったからだ。
新穂高ロープウェイは殆ど乗客は居なかったと思う。西穂高口駅でロープウェイを降りると気温はマイナスで下界とは寒さの質が違う気がした。今回は日程に余裕がある。1日目は西穂山荘までで終わりだ。とはいえ稜線までの登りはきつかった。小屋に着いてからは翌日に備えて身体を休めた。だが小屋の様子は余り詳しくは覚えていない。この小屋は通年営業しているので便利だ。その後も何回か利用した。2日目は最初からアイゼンを装着して出発した。(アイゼンも今はワンタッチで装着できるが、当時は紐で締めるため面倒くさかった。冬山に登る前は家で何回か練習した。)硬く締った雪を踏みしめ軽快に歩いた。アイゼンの感触と足音が心地よい。独標ではお湯を沸かして紅茶を淹れたが気温が低いのですぐに冷めた。風は冷たいが日当たりが良いのでそれ程寒くは感じなかった。最高の天気と展望に恵まれ充実した冬山を満喫した。
下山後はMの働いている旅館で一泊して身体を休め、翌日3人で観光をしながら帰った。
西穂山荘前の樹木が凍っていた