スーさんの山ある記

自身の山歩き人生を顧みる

2019年9月 有明山2268m

信濃富士とも呼ばれる美しい台形の山

有明荘~三段の滝分岐~主稜線分岐~山頂(北岳、中岳)~主稜線分岐~三段の滝分岐~三段の滝~たる沢の滝~有明

 夏休みも終わりまだ一ヶ月もしない頃、9月の三連休を利用してまた山に登りたくなった。と言っても地元の低山は暑すぎる。せっかくだから遠出をして、まえから気になっていた有明山に登ることにした。

 この山は三方向から登山道が有るが最も一般的な有明温泉からのコースにした。前日に安曇野に宿泊して当日の朝早く有明荘周辺の駐車場に止めるつもりで出発したが、有明山神社付近で止められ別の駐車場を案内された。着いてみると昔この辺に国民宿舎しゃくなげ荘があったような気がする。

 ここからバスに乗ることになるが登山者は大勢居てマイクロバスが2台来た。有明荘で降りたのは自分一人だけであとは中房温泉まで行った。自分以外の登山者は皆燕岳に登るようだ。登山口は有明荘の裏になる。準備運動をしていると有明荘の人に声を掛けられた。この山は険しく登山者も少ないから心配したのだろう。やはりここはあまり知られていないちょっとマニアックな山のようだ。

 入山してじきに三段の滝への分岐を過ぎる。序盤はロープの掛けられた急坂が続くが特にロープを使って這い上がるほどではない。半分を過ぎた頃から岩場が数ヶ所あり鎖が掛けられている。ひと登りすれば東沢岳から有明山に続く尾根に出る。ここから山頂までは傾斜も緩やかになりほっとする。

 山頂には数名の登山者がいた。残念なことに雲に覆われ展望はない。只晴れたとしても森林限界を超えてないのであまり展望は期待できない。腹が減ったのでとりあえず昼食にした。ところでこの山頂は南北に細長く安曇野平野から見ると美しい台形に見えるため信濃富士とも呼ばれている。山頂部には三つのピークがあり今いる所は一番標高の高い北岳だ。食後の運動を兼ねて中岳に足を延ばしたが余り道は良くない。その先の南岳へはさらに道が荒れていたのでそこまで無理することもないと思い断念した。

 下山はほぼ同じ道を戻るが途中の分岐から寄り道をし三段の滝とたるさわの滝を見学して戻った。有明荘のベランダで休憩していると山頂で一緒だった人に会ったのでバスの時間まで話し込んだ。帰りのバスは中房温泉からの登山者で混んでいて何とか座れる程度だった。この日は安曇野のホテルに宿泊した。今年も登山で遠出をするのは最後になりそうだ。この秋は息子の結婚式もある。落ち着いたらまた奥三河の山の続きをやろう。

                有明荘裏の登山口

            コースは途中鎖ロープが多い  常念山脈の主稜線が見える

                             山頂にある銀色の鳥居                              

  山頂(北岳)の祠                  山頂(中岳)の祠

  三段の滝     たるさわの滝              有明荘に戻る

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