奥三河のなかでは突出した荒々しい山
この山は愛知の山の中では結構好きな方で今までにも何度か足を運んでいる。今から30年以上まえまだ山を始めたばかりの頃、岩古谷山の山頂からこの山を見たとき全山岩の塊りの様な荒々しい姿に圧倒された。(現在は木に覆われて山容も少し穏やかになった)地図を見ると明神山と表記されているので愛知には明神山が二つあることを初めて知った。それから10年以上経った頃、偶然手に入れた「三遠信の山歩き」と言う本にこの山が紹介されていて、鹿島山、大鈴山を合わせて周回するコースを始めて歩いた。
昨年辺りから取り憑かれたように奥三河の山に頻繁に通い、まだ知らないコースを調べてきたがこの平山明神山でそろそろ終わりにしたいと思う。この山のコースは大体頭に入っているつもりだが気になる箇所も幾つかある。そこで今回完璧に把握するため数回に分けて足を運ぶことになった。
1回目 和市登山口~堤石峠~大鈴山との分岐~平山明神山山頂~大神田登山口~和市登山口(周回コース) 地図2
今回和市からのコースと大神田からのコースの両方を再確認するため周回コースで歩いた。特に山頂付近の西の覗きと東の覗きの位置、又大神田への下山コースと大神田登山口の位置が一部のガイドブックで違っていたので自分なりに確認した。
大神田に下山後は車道を1時間かけて和市に戻る。途中黒倉から堤石峠に上がる道が無いか調べたが確認できなかった。(堤石峠から黒倉方面に降りたときは道が荒れていて引き返した。)
2回目 和市登山口~稜線分岐(ショートカットして尾根に出る)~大鈴山との分岐~平山明神山山頂~大鈴山との分岐~堤石峠~和市登山口 地図3、地図4
和市の新しくできた上の駐車場から林道を100m程進むと登り口があり地図を見ると破線が稜線まで続いている。実際に歩いてみたところ地図とは違っているが867mピークの少し手前の稜線に出る。但し稜線の直下は道が消えていて柔らかい土の急斜面のため登り辛い。稜線に出たところは木の幹に赤と黄色のテープで目印がしてある。この道を使えば危険な岩場を2箇所通過せずに済み堤石峠経由よりも時間を短縮できる。(岩場を楽しみたい人は別だが)緊急時にはエスケープルートとして使える。
3回目 和市登山口~堤石峠~大鈴山との分岐~稜線分岐(ショートカットの道下る)~和市登山口 地図3、地図4
前回のコースを逆コースで歩きショートカットの道を下りに使ってみた。柔らかい土の急斜面を谷に向かって一気に下り、傾斜が緩やかになるころ道がはっきりしてくる。随所に赤テープがあるので迷うことはない。ガイドブックやインターネットの記事を見ても載ってないが先人が密かに開拓してくれたのだろう。今回の数回にわたる登山で貴重な発見が出来た。
地図1 地図2
地図3 地図4
昔からある下の駐車場 登山口 登山口にある注意書き
新しくできた上の駐車場 堤石峠への登山口 堤石峠
このコースは岩場が多い 大鈴山との分岐
両側の切れ落ちたキレット 宇連山に続く稜線
キレットからの展望 平山明神山山頂
西の覗きから見る大鈴山 駐車場付近の紅葉
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