白根三山を奈良田からテント泊でピストン
1日目 奈良田登山口~大門沢小屋
2日目 大門沢小屋~広河内岳~西農鳥岳~農鳥岳~農鳥小屋
3日目 農鳥小屋~間ノ岳~北岳~間ノ岳~農鳥小屋
4日目 農鳥小屋~大門沢小屋~奈良田登山口
この三山に登るには通常は広河原から入り奈良田に下る縦走コースが一般的だが、広河原はマイカー規制が有りバスに乗り換えるのが面倒くさいので、奈良田に車を置きピストンするコースを考えた。その代わり歩行時間が増え日程も一日余分に掛かるが当時はそんなことは苦では無かった。
1日目の行程は比較的短く楽だが、2日目は稜線までひたすら急登が続く。実はこのコースで、当時の浩宮様(現在の令和天皇)の団体とすれ違うことになった。此方が道を除けて待っていると互いに目が合い、ニコッと笑ってくれたので此方も笑い返した。得に言葉は交わさなかったが、相手の温和な人柄を感じることが出来た。自分が広河原から登っていたら会わなかったかも知れない。稜線に出て農鳥岳に立つと眼前には巨大な間ノ岳が構えていて農鳥小屋へは遥か下まで降る。個々の山の大きさを感じる瞬間だ。3日目 はテントに余分な装備を置き北岳まで往復する。標高第2位の北岳と第3位の間ノ岳を繋ぐ天空の稜線だ。(当時は間ノ岳は第4位だった)天気も良く最高の1日を満喫した後、翌日は奈良田に下山した。
北岳に関しては3年前の9月に雨の中グループ登山をしているが、今回は天気に恵まれその時のリベンジが出来た。