宝剣岳の岩稜と高山植物の宝庫千畳敷カールを歩く
千畳敷駅~極楽平~宝剣岳~乗越浄土~木曾駒ヶ岳~乗越浄土~千畳敷駅
今年の夏も相変わらず山歩きと釣りを目的に家族旅行をした。宝剣岳と駒ヶ岳は自分は既に何回か登っていたが、息子と妻はまだ行ったことが無かった。それと麓の駒ヶ根高原の池で釣りができる様なのでここを選んだ。高2の長男は山には登らず1日釣りをすることになった。もう自分の行動は自分で決めればいい。親が強制することではない。
今回は2泊3日の日程で山に登るのは2日目になる。この時期の駒ヶ根はとにかく混雑する。出発が遅いと観光客が押し寄せロープウェイに乗るのが数時間待ちという事もある。そこでまだ暗いうちに始発のバスで出発した。千畳敷に着いた時は夜が明けたばかりだ。それでも多くの登山者がいた。大抵の登山者は乗越浄土から直接駒ヶ岳に向ったが、せっかくなので宝剣岳の岩場を楽しもうと周回コースにした。教えた訳ではないが息子もスムーズに岩場を通過して楽しそうだった。駒ヶ岳の山頂に着く頃には後ろから登山者の集団が幾つもこちらに向ってきて蟻の行列の様に見えた。ここはいつ来ても人が多い。千畳敷の高山植物も今が最盛期のようだ。実は9年前の同じ時期に駒ヶ根でキャンプをしてここまで来たのを思い出した。次男がまだ幼稚園の時だ。この時のことも以前記事にしている。
帰りも午後になるとロープウェイが混みだす。昼頃には下りることにした。宿に着いた頃、雷が鳴りだしロープウェイが止まった。夏山の午後は天気が不安定だ。早めに下りて正解だった。長男も釣りに疲れて宿に戻っていた。
千畳敷の朝
遠くに富士山が見える 御嶽山が見える
岩場を楽しむ息子
ホテル千畳敷を見下ろす
宝剣岳山頂
木曽駒ヶ岳山頂
長男は麓の池で釣りを楽しんでいた