身延山と並ぶ信仰の山
羽衣～神力坊～肝心坊～中適坊～晴雲坊～敬慎院～七面山山頂（ピストン）
この山は身延山と並ぶ日蓮宗の聖地で登山者よりも参拝目的の人が多いようだ。自分がここに登るのは２回目になる。前回は真冬に西側の雨畑から登ったので一度正面から表参道を登ってみたいと思っていた。
前日の夜自宅を出発し途中の道の駅で仮眠した後早朝に登山口のある羽衣に着いた。周囲には宿泊施設もあり賑わっていた。道は参拝道として整備されているので道幅も広く歩きやすいが、登山口から山頂までは標高差1500ｍ程ありひたすら長い登りが続く。これを普段山に登ってない参拝者の人が登るのは感心する。
途中元気で明るい若者グループと一緒になり抜きつ抜かれつしながら登った。彼らは歩くペースは速いが休憩が長い。兎と亀の競争みたいだ。敬慎院を過ぎると一気に道は登山道らしい雰囲気になる。だがまだ標高差で300ｍ近くある。
山頂は樹木に囲まれ展望はない。休憩していると先程の若者グループが来た。彼らは大学の仲間で山を初めて間も無いとのことで、今年の夏は山小屋泊りを経験したいらしい。しばらくは山の話で盛り上がった。
下りは来た道を戻るが随分長く感じた。まだ梅雨の最中で途中で雨に降られた。下山後は特に急いで帰る必要もない。近くの宿に宿泊して疲れを癒した。
羽衣にある表参道の入口
境内の入口和光門
境内にはシカが多い 敬慎院の脇にある一の池
石段を登ると隋身門 敬慎院を振り返る
遥拝所から見る富士山 七面山山頂
