スーさんの山ある記

自身の山歩き人生を顧みる

2018年9月 位ヶ原~乗鞍岳3025m

3000m峰21座目に挑む

位ヶ原山荘~肩ノ小屋~畳平~肩の小屋~剣ヶ峰~肩ノ小屋~位ヶ原山荘

 先月4回目の夏山から無事戻り一ヶ月も過ぎた頃、そろそろ山の上は紅葉かという訳でここ乗鞍岳にやって来た。少し大袈裟だが今回は自分にとって記念すべき登山になる。日本の3000m峰21座の内20座は登っていて残りの1座が乗鞍岳だった。今回それを意識して来た訳ではないが、とりあえずまだ登って無いから行ってみようという感覚だった。

 前日に位ヶ原山荘に宿泊してここから登山がスタートする。多くの登山者は畳平までバスで上がるがそれでは物足りないだろうし、30年以上山をやっている人間としてはもっと下から歩かねばと言う意地もあった。

 今回の行程は標高差700m位で日帰り登山にはちょうどいい。出発してすぐに登山道に入るが稜線に出るまでに舗装道路を2回横切る。最初に道路に出るまでの区間はぬかるんでいて靴が汚れた。最初の道路を過ぎた辺りから展望は開けてくる。ナナカマドの実は赤く色付いていたが他は緑が多い。紅葉には少し早かったようだ。

 肩ノ小屋まで上がると雲の中で視界はゼロ。霧雨が降っているので雨具を着た。畳平には行ったことが無いので先に往復した。この天気でも多くの登山者がバスから降りてくる。肩ノ小屋に戻り今度は反対方向の最高峰剣ヶ峰を目指す。高度が上がるにつれ風は強まるが寒い程ではない。

 この悪条件下でも無事山頂到着。34年目にして見事3000m峰21座目達成。早いのか遅いのかよく分からないが。それでも着実に山を続けていることだけは確かだ。子育て期間中は山に行く回数は減ったが山を忘れたことは一度もない。今はそのブランクを必死に埋めている。この先暫くはまだ頻繁に山に行くだろう。そして今新たな目標を模索しつつある。

 ところで今回山頂からの展望は全く無し。晴れた日の展望はテレビや本でしか見たことが無いが、次回また来るかどうかはまだ分からない。とりあえず山に感謝。

                    宿泊した位ヶ原山荘           

     位ヶ原山荘を見下ろす

緑が多い、紅葉には少し早い

    ナナカマドが彩着き始めた

          肩ノ小屋口、ここから登る人も多い

             登山の拠点畳平バスターミナル

稜線にある肩ノ小屋                  乗鞍岳山頂

 

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